要点
落ち着いて始めるために
- 予定はカレンダーに、実行できるタスクはタスクリストに残します。
- 今日選んだことだけを、空いている時間に当てはめます。
- 予定だけでなく、準備、移動、休息にも、それぞれ時間が必要です。
01
2つのツール、2つの役割
問題は、ツール自体より、役割が曖昧なことから生まれることがよくあります。同じことが3か所にあると、どの版が有効か、すぐにわからなくなります。
時間を使うことは、カレンダーに入れる
予定、講義、勤務時間、移動、実際の時間の枠は、カレンダーに入れます。特定の時刻に行う必要があるなら、準備も入れられます。
行えることは、タスクリストに入れる
タスクは、結果や次のステップを表します。期限があっても、自動的に時刻が必要になるわけではありません。「プレゼンテーションを開く」はタスクで、「10時のゼミ」は予定です。
1日の計画で、今日に限って両方をつなぐ
タスクリスト全体を、カレンダーに押し込む必要はありません。少数のタスクを選び、実際にどの時間帯にできそうかを決めます。
02
毎日の照らし合わせを、5つのステップで行う
照らし合わせは、5分でできることもあります。2つ目の計画の仕組みではなく、決まったことと調整できることをつなぐ橋渡しです。
1. まずカレンダーを確認する
開始、終了、移動、切り替えを確認します。実際に空いている時間に印をつけましょう。画面の空欄が、自動的に使えるエネルギーを意味するわけではありません。
2. 見えない作業を加える
準備、移動、食事、着替え、休息は、よく抜けてしまいます。タスクを隙間に入れる前に、小さな時間の枠や余白として加えましょう。
3. タスクを1〜3つ選ぶ
期限、所要時間、余力に合わせてタスクを選びます。長いリストは残し、1日の計画には今日の選択だけを表示します。
4. 理想の時刻ではなく、目印にタスクをつなげる
「朝食後」や「ゼミの後」は、9時17分より確かなきっかけになることがあります。正確な時刻は、実際に役立つ場合に使いましょう。
5. 計画を見直すタイミングを決める
1日が予定と違ってきたら、毎分決め直さなくて大丈夫です。例えば昼食後に、カレンダーとタスクを一度確認し、そこから残りの1日を組み立てます。
03
よくある3つの失敗
つながった仕組みは、決断を減らすためのものです。一方、次のパターンは、管理の手間を増やすことがよくあります。
すべてのタスクに、すぐ時刻をつける
正確に見えますが、すぐに、もう合わない約束でカレンダーがいっぱいになります。予定には確実さが必要ですが、タスクには多くの場合、順番とおおよその時間帯が必要です。
期限を過ぎたタスクを、確認せず残す
赤い数字だけでは、そのタスクがまだ大切かはわかりません。予定し直す、小さくする、任せる、削除するかを、意識して決めましょう。
照らし合わせを、朝だけ行う
1日は変わります。短い再開の時間を計画するほうが、中断のたびに元の計画を守ろうとするより、進めやすくなります。
具体例
例:受診の予定がある1日
カレンダーには、14時の受診だけでなく、その予定が残りの1日にどう影響するかも示します。
- 9:00
- 朝食と1日の確認
- 9:30〜10:15
- 選んだタスクを1つ:下書きを最後まで読む
- 12:45
- 資料、水、道順を準備する
- 13:15〜15:30
- 移動、受診、帰りの移動
- その後
- 余白。小さな、余裕があればのタスクだけを表示する
この記事の位置づけと信頼できる基礎情報
この文章は、個人の経験と一般的な情報を組み合わせたものです。診断や治療の代わりにはなりません。医療上の基礎情報については、ドイツ連邦政府の公式健康情報のADHDと自閉スペクトラムをご覧ください。
meinsystem.appの創設者、Max Anton Schneiderが執筆。 開発の背景へ
専門的な位置づけのための出典
- NIMH:大人のADHD ↗時間管理、整理、計画で起こり得る難しさについての、一般的な説明。
公開・確認日 · 著者について